【今後の出演予定】

なの小夕子の今後の出演予定

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5/1(日)秋葉原GOODMAN ソロ

https://stream.omatsuri.tech/site_user_sessions/new?space_id=14&back_url=http://club.goodman2020.com/live/6645/products/899/ticket_orders/new&tn=

5/29(日)下北沢LIVEHAUS 天国さま主催

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その他のライブはinfo@nanosayuko.comからご予約下さい


0430

今年も0430が来た

13回目の0430

あの日のあなたより大人になりました

あの日のあなたより13年という歳月の方が年上ですね

後2年で、15年

0430だけは自由になれる、純粋に戻れる、本当の自分になれる

今年も変わってないし、この日を忘れるまで卒業できない

子供のあなたが望むからいつまでも守るね

 

中学13年生の私より。

さくらくらげ

 

また去年とちいとばかり違う春がきた

二回目の春だ

久しぶりに書く

去年は変われるタイミングで遠い街に行ける助け船がわたしの心の水際まで来ていたが

相変わらず平凡と堕落に飼い慣らされた自分はその切符を捨ててしまった

きっと数年前なら掴めていたのだろう

クラゲが見たいがあいにく奴等は装飾された水槽の中でしか泳いでいない

趣味の悪い光に照らされていないとそこにいる事すら確認できない

サクラが見たいが新しい希望と馬鹿騒ぎする酔っ払いがいないと咲いてくれない

ここ一年で私にとっての壊れない風景が壊れはじめた、風景が私を変えようとしている

生産性のない日々感じる不安、恐怖、嫉妬、長年続く苦しみに

漠然ともう大丈夫と安堵しはじめたのは終わりが近いからなのかもしれない

それでも私の背中を押してくれる人がいるからもう少し苦しんでみようかと思うけど

その日が来ないとわからない

ここ一年人生が2個欲しいと本気で思った

壊れない代わりに物事への感度が一年とは思えない程薄まった生きることにただただ特化してしまったが

自分専用のタバコの匂いを他人が吸ってどんどんこの世から自分という存在がなくなっていく感覚がまだある季節も思い出もどんどん塗り替えられて一つの点になってしまうのかな

その時そこに立っているのはきっと私一人だろう

出来る事なら最高の春を最高のシーンを何度も何度も見返してそのドラマの主人公たちはそこから出てこないで

変わらないで

何かが音を立ててやってきてる

 

蝉の音がしなくなり、薄着だと肌寒くなってきて季節の匂いが変わってきた

圧倒的な変化が起きる

一波乱起きる

一波乱起きた時に私は当時のような選択はしない

私は何も選ばない

波の乗っかってどこか遠くに行くだけ

新しい事が少しずつできるようになってきた

必要な事しか起きない

楽しんで遠くから自分を見てる

 

 

 

ハッピーバースデー神

 

きょうは916

祝うのは12回目

私があなたに命を救われた、あなたに生かされたのは12歳のときだった

私の知ってる神様の最後に見た歳と同じ歳になった

大人になったよあなたの事より大切な事ができたよだからごめん

あなたがいなくても大丈夫なんだ

CDもポスターも雑誌の切り抜きも手紙もプリクラも全部燃やしたよ

私は強くなった

4年前のこの日私は御殿場アウトレットに行って小雨の中ヴィヴィアンの服を買い漁り

新橋の馬鹿みたいに高い焼肉を食べた

ガタガタの歯が綺麗に見えたのが記憶に残っている

 

私に人生をくれた神さま

この日はクリスマスみたいに毎年祝うでしょう

憎しみと尊敬と愛を込めて

また来年

 

今朝は寝すぎた、ずっと眠いんだ

夜は余計な事、例えば画面上で誰かとバイオレンスなドラマを繰り広げたり宇宙人等と交信をしていると寝れなかった

体調を崩してからは一日中眠くて仕方がない余計な事はしない。空気を吸って吐いて、無駄のない栄養をとる、余計な服も着飾りもしない。裕福な原始人。

よく思うことがある

夢の中の私が本来の姿なんだろう

夢から醒めると何か肝心な事を忘れている事に気がつく

夢の記憶と現実の記憶が混ざってしまいよくおかしな事を話しているらしい

そして今日はリハビリがてら社会復帰だった

帰りの電車の中には缶チューハイを持ったサラリーマンが何人もいる

どこか機嫌が良さそうに

よく飲み屋で会社の愚痴や世間の厳しさを肴に酒を飲んでる人達を見るが

我慢した先に快楽を見出すなんてまあ変態

世の中変態の水槽

369番

 

天使

私には悩みがある

それは男の事でも、人間関係の事でも、容姿の事でもない

私の悩みは

「空を飛べない事」

生まれた時から違和感しかなかった

何故鉛のように重たい体を持って、

地を這いずっているのかを

違和感しかない

体の真ん中に穴が空いていること

妙に白い肌

人を傷つけてしまう手に

ボロボロと余計な事ばかり垂れ流す口

幼い頃から人間達の話す事が宇宙人の会話のようにまるで理解ができなかった

人の気持ちがわからない

同級生や大人たちが悩んでる事、傷つく事

まるでわからなかった

そして平気な顔で肉を食う

私には悍ましくて仕方がなかった

明らかに生まれる場所を間違えてしまったんだなと思った

人の子はいずれ人になる

人の子でない私は人になれるのかと不安で仕方なかった

だが私も立派にただの人間様だった

大人になったのは成長したからじゃない

大人になったのは汚れたから

今では誰とでも仲良くできる

高級な肉をなんの躊躇もなく食える

大人になるに連れて高所恐怖症になった

幼い頃みんながママごとや少女趣味に夢中な頃

私は校庭にあった大きな木に登りそこから風を仰ぐのが好きだった、そこが一番違和感のない場所だ

今は怖くて行けない

生きるに特化した今の私を見て天使の私はどう思うんだろう